ブロッコリーブログ

芸能業界、食品業界、医療業界での仕事の経験あり。業界の特徴や経験してきたことを書いていきます。これから就職する人、転職する人の参考になればいいな、と思ってます。日常のことも書いていきます!

大企業と中小企業どっちがいいの?【体験談】

大企業で働くか、中小企業で働くか、どちらも選べる状況ならどっちがいいんだろう?

そう悩んでいる人に、どちらも経験している僕が答えていきます!

では大企業、中小企業のメリットを挙げてみます!

 

大企業のメリット

・福利厚生が充実

・研修が行われる

・定期的な人員異動/新入社員の入社

・組織的

・残業代が出る

・看板力がある

・社会的信用がある

 

ざっと箇条書きでメリットを挙げてみました。

上記のメリットを具体的に説明します!

福利厚生が充実

福利厚生って何?っていうと家賃手当、家族手当、子供手当通勤手当、退職金制度、などの手当のことになります。

大企業は大体これくらいの手当はありますね。

他にも最近では誕生日休暇や、配偶者の誕生日に休める、などなど色々な制度があるところも出てきてます。

福利厚生の恩恵って独身のときよりも結婚してからの方がメリットとしては大きいですね。

 

家族手当、子ども手当があると共働きであっても奥さんが妊娠中、小さいうちの育児中は働けないので非常に助かります。

 

また、家賃手当があるので手元に残るお金が増えるのもありがたいです。

実際に僕は6万ほどのマンションに1万で住む事が出来ていたので助かってました。

中小企業では家賃手当がないところが多いので、これだけで年間60万くらい変わってくるので大きな差ではないでしょうか。

注意点としては、家賃補助ではなく寮があるタイプの会社もあるのでそこはしっかりと調べておきましょう。

寮に住んでいた友人はプライベートの時間が確保できずに嘆いていましたからね・・。

 

定期的な研修

次は研修についてです。大企業は一年目研修、三年目研修、管理職研修、などなど定期的に研修を行ってくれます。

普通なら実費で受ける研修をタダで受けることが出来るので大変ありがたいことだと思います。

中小企業だと中々研修ってないんですよ。OJTってものが普通になってますからね。OJTってかっこよく言っても大体のところは見て盗んで自分で覚えろって感じで大雑把なところが多いのが実態ですね。

研修は自分がしっかりと目的があり参加すれば身になるものも多いです。

中には時代錯誤の研修を未だに行っているところもあるので気をつけて。

 

定期的な人員異動/新入社員の入社

僕が一番良かったと思う点がこの人員異動です!

大企業はコロコロと上司が変わりますし、自分自身も配属される課が変更になります。

僕の体験した会社だと同じ部署にいるのは早くて2〜3年、長い人でも10年くらいでしたね。

それの何がいいかというと嫌な上司も時間が経てばどこかへ行ってしまうという点ですね!笑

本当にこれは素晴らしいメリットですよ。

栄転で転勤していくこともあれば左遷で転勤していくこともありましたね。

 

もちろん素敵な同僚や上司に囲まれて仕事するのが一番です! 

でも、現実はそんな職場は中々見つからないんですよね。

僕も未だに見つけられていません。笑

 

人員異動がなくずっと同じメンバーだと上司や同僚が最悪だと本当にどうしようもありません。人はそう簡単に変わらないので。。。

 

それに自分自身も新しい仕事をするチャンスが巡ってくるので、自分のやれることが増えるのでいい刺激になりますよ。

 

また毎年新入社員が入社してくることも大きなメリットです。

後輩が毎年入ってくるので、後輩の指導を行うことになります。

人にものを教えるということは結構難しいことなんですが、人に教えることによって自分自身の理解も深まりますし、自分がよく理解できていなかったことにも気付くことができます。

年齢も近いので、世代間ギャップも少なく仕事の相談もしやすく切磋琢磨できます。

年上のおじさんばかりと働くと疲れますしね・・・笑

 

組織的

これは良い面も悪い面もあるんですが、社会人として一回は組織がどのように動いているかは知っておいた方がいいというのが持論です。

しっかりとした組織で、営業、事務員、人事、総務、上層部がどのような仕事をして会社が成り立っているのかを知っておくのは悪くないです。

いちいち上司たちのハンコがいるなど非効率な面も多々ありますけどね。

他の人と取引をするときなども、誰を抑えてアプローチするのか、組織的に見ていくことができるようになります。

 

残業代が出る

まぁ残業代が出るのって当たり前のことなんですけど、中小企業ではまだまだ残業代が出ないところはたくさんあります。

大企業は中小企業と比較して、不正を行えばそれがバレたときのリスクが大きいので、しっかり残業代を支払っているところが多いです。上限が決められたりしているところもありますが、出ないよりはマシですしね。

しっかりしたところだと、残業を減らそうという取り組みを行っている企業も中小企業より多いです。

小さい会社だと残業代という概念すらない会社は本当にありますからね・・・。

 

看板力がある

大企業は誰もが名前を知っていますし、取引先も大企業ということで優遇してくれます。

よく、「大企業の社員は看板力で仕事をしているだけで実力がある訳ではない!」  という意見がありますよね?

あの意見はその通りだと思うんですが、別に会社の看板で仕事をしても良くないですか?

そのようなことを言っている人も別に実力がある訳でないので気にしなくて良いと思います。

残念ながら、多くの人が特別な力がある訳ではありません。でも、大した実力がなくても大企業の看板を借りて実力以上の仕事がもらえるんですから、大企業の看板を利用してドンドン色んな経験を積んでいきましょう!

大企業の方が結果は出やすいですし、仕事を振ってもらえるので多くの仕事に取り組めるチャンスが多いから経験値も上がります。

小さな会社では、自分から案件を探しに探してようやく土俵に上がれますが、大企業はどんどん話が舞い込んでくるので、すでに土俵に乗ってます。結果として多くの案件に携われる機会が増えていきます。

 

社会的信頼がある

サラリーマンでいることのメリットは社会的信頼がある点、これがかなり強いです。

そして会社の規模が大きくなればなるほど、社会的信頼も上がっていきます。

家をローンで購入するときなどのローンに通りやすくなるので、将来的に家を購入したい、大きな融資を受けたい人にはメリットになるのではないでしょうか。

フリーランスや独立を目指している人は、サラリーマンでいる間にローンを組んだり、クレジットカードを作っておくと後々めんどくさくないですよ。

 

 

次は中小企業のメリットについて説明していきます!

中小企業のメリット

・昇進が早い

・転勤が少ないorない

・幅広い仕事に関われる

・上層部との距離が近い

・スピード感がある

 

昇進が早い

大企業と比較すると圧倒的に昇進が早いです。大企業では30代、40代で役職なしも普通にあり得ますが、中小企業では早い段階で出世できます。

人数が少ないのでポストも空いていますし、大企業ほどの出世争いもありません。

圧倒的な結果を出せば、大企業の比にならないくらいに出世できますよ。

今は出世して責任を負いたくない、難しいことをやりたくない、という風潮が強いですが出世した方が仕事はやりやすくなります。

いつまでも下っ端でいる方がめんどくさいことが多いですし、今の時代にいつまでも下っ端でいると会社に残ることも出来なくなります。

それにいざ転職しようと思ったときに、役職のある人とない人では選べる待遇も変わってきます。

せっかくサラリーマンをやっているのなら出世はした方が絶対にいいです。

 

転勤が少ないorない

地元で働きたい、子供が産まれたら同じ土地で暮らしたいという人には中小企業はオススメです。

まず、大企業ほど支店がないので転勤の可能性は低い傾向にあります。

それにあったとしても関西なら関西内、関東なら関東内など比較的近いところへの転勤が多いですね。

知人は九州から東北へ転勤になったこともあり、大企業は全国どこへでも行く可能性がありますからね。

それにメンバーに恵まれていれば、長くそのメンバーで働けるので最高です。

 

逆に嫌な人がいた場合、人事異動が少ないので関係をよくするように頑張るか、仕事と割り切るか、どうしても耐えれなければ転職も視野に入れる、ってことが必要にはなってきますがこればかりは入ってみなければ分かりませんからね。

 

幅広い仕事に関われる

色んな仕事をしてみたい、一人でなんでもこなしたい、って人にもオススメなのが中小企業です。

大企業では仕事が細分化されていて、一人一人の裁量は大きくありません。

中小企業では真逆で自分でなんでもやらないといけません。

営業でも事務員がやる内容の仕事もしますし、商品の配送、商品のチェック、資料作成などなど大企業では専任の人がいるような仕事もこなさなくてはいけません。

それに誰の仕事か分からないような業務も大量にあります。

自分で試行錯誤しながら仕事を進めることが多くなるので、そのような働き方が魅力的に感じる人には楽しい環境だと言えます。

 

上層部との距離が近い

会社の人数も少ないので、普通に上層部と話す機会があります。

自分の提案をすることもできますし、アドバイスを直接もらうこともできます。

大企業では年に1回も会うことはなかったですが、中小企業では話せる機会も多いので自分の意見を言うチャンスは十分あります。

 

スピード感がある

スピード感を求めて仕事をしたのであれば、中小企業!

大企業は仕事が細分化されているので了承を得ないといけない人が多すぎます。

社内調整がメインの仕事なのではないかと錯覚するほどめんどくさいです。

その点中小企業は上司に了承を得て、本社なり、上司の上司に了承をもらえればOKです。

社内調整が必要になっても大企業ほどのめんどくささはありません。

それに大企業では前例がないからダメ、と言うことが往々にして起こります。

中小企業は比較的まずやってみよう、というスタンスのところが多いです。

 

結局のところ大企業、中小企業どっちがいいの?

僕のオススメは大企業です!

特に新卒、第二新卒の方は大企業をオススメします。

大企業に入れるチャンスがあれば入ってみましょう。

嫌になって転職するとしても、大企業から中小企業への転職は簡単にできますが、中小企業から大企業への転職は難易度が高いです。

それに大企業は研修などが充実しているので、力を付ける猶予期間があります。

中小企業では人員育成が不十分なところが多い為、自分でどんどん成長していかないと出鼻をくじかれ負のループに陥りやすいです。

 

例外として

・中小企業だけど興味のある仕事、でも待遇はイマイチ

・大企業は仕事内容は興味はない、でも待遇はいい

という状況で悩んでいる人は、絶対に興味のある仕事内容の中小企業へ進んでください!

好きなこと、興味のあることは自分のモチベーションも高く保てるので仕事の成長度合いが全然違います、そもそも好きなことを仕事にできるチャンスはそう簡単に巡ってきません。

最初は待遇が見劣りしても、数年後には待遇も良くなるでしょうし、興味のある大企業へ転職するというルートも見えてきます。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます!

誰かの参考になれば嬉しいです!

ではまた!